たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

ペットボトルの分別回収はじまる

6月1日から資源物としてペットボトルを分別回収する事業が始まりました。

目的はゴミの減量化とリサイクルの推進を図るため。

事業費は年間106万3,000円です。

 

〇回収場所は4カ所

今回の事業は、市内4カ所に回収箱を設置して拠点回収する方式です。

回収場所は、

・市役所正面自転車置き場内

・七谷コミュニティセンター

・須田コミュニティセンター

・上条コミュニティセンター

(コミセンの設置場所は各自転車置き場内)

となっています。

参考までに市役所の場所を画像で紹介します。

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市役所に向かって左側の駐輪場のところに設置

 

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〇いつでも持ち込みOK

回収箱にはいつでもペットボトルを入れられます。

また、住民を地区別で振り分けないので、どの回収場所を利用いただいても大丈夫。

なお回収場所に持ち込むことが難しいという方は、今までどおり燃えるゴミの日に出していただいて構いません。

 

〇不安の声にどう応えるか

事業が始まる前から、高齢者や車の運転ができない方を中心に、回収場所に持っていくことが難しいという不安の声をお聞きしています。

市としては、

・今までどおり燃えるゴミの日にゴミステーションに出しても良い

・将来的にはステーション回収を計画している

としていますが、今までどおり燃えるゴミとして出すのは心情的に複雑だという気持ちもわかります。

私は今回の事業についてはあくまでも試験的導入と考えています。

 

〇本格実施に向けて

もし市民が普段出しているゴミステーションを活用して、月に1回程度の割合でペットボトル回収を行う場合、年間で約1,000万円かかります。

これは現状の106万円に比べて約10倍となりますが、目的がゴミの減量化とリサイクルの推進であるならば速やかに移行すべきでしょう。

財政健全化の最中ではありますが、必要な事業と認めるものについては住民理解を得た上で実施すべきです。

今後の行政の動きを注視しつつ、ステーション回収への移行を求めてまいりたいと思います。