市議会は変わる
今年4月21日に行われた市長選挙において藤田新市長が誕生して約4ヶ月、加茂市全体が新しい空気に包まれているのを誰もが感じていることと思います。
私たち市議会も、同日の選挙を経て選ばれた議員により新体制がスタートしました。
〇市議会の在り方を考える
市議会で初めに行われたのは三役以下、議会体制づくり。
光栄にも私は市議会議長の役割をお任せいただくことになりました。
新しい市議会において「市民とともにあるまちづくり」を訴えていた私を議長に選んでくださった議員の皆様の思いは、在るべき姿の具現化にあると考えています。
・市民にとって必要な市議会とは何か
・加茂市政において、どのような役割を果たしていくべきか
・加茂市のまちづくりについてのイメージはどのようなものか
今まで市議会の在るべき姿については、個々の資質を高めることにより具現化されるとして議論されてきませんでした。
しかし市民の価値観が多様化している今、一議員の資質だけでは新しい加茂市の創造はできない状況にあると思います。
もしかするとそれは行政も同じ、一人の市長の力だけで新しい加茂市はつくれないという風に言えるかもしれません。
だからこそ新市長はオール加茂市を標榜されているのだと思います。
市民から、市議会の存在により自分たちの意思が反映され市政が進んでいると感じていただけることを目指し、私たち加茂市議会は変わります。
〇議員意見交換会を毎月開催すること
現在まで月に一度ごと、議員意見交換会を開催しています。
これは市役所の職員を交えず、市議会議員全員で意見を交わすもので、普段の議会のような市政に関わる議案の審議ではなく、主として議会の在り方について話し合われています。
例えば、
・議会運営上の市民への情報発信について
・議会費・議会体制の見直しについて
・議会報告会・懇談会の開催について
など。
他にも在るべき姿を具現化するための議論を行っており、これは今後も毎月開催する予定です。
〇在るべき姿について問い続ける
今まで加茂市議会の必要性について、市民から疑問を投げかけられることが少なからずありました。
これは素直に反省しなければいけません。
その上で私たちは市民の代表として役割を果たすため、これからも市議会の在るべき姿について問い続け、皆さんからあらためて必要性を認識していただけるよう取り組んでまいります。
今後の市議会の動向にぜひご注目ください。