たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

生田屋の活用について考える

8月4日、旧生田屋の一般公開ということで見学に行ってまいりました。

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平成28年9月に購入し、修繕費等をふくめ現在まで総額6000万円程かかっている建物です。
市民の関心はかなり高く、公開3日間の来場者は500名を超える様子。
まるで迷路のような屋内をゆっくり見学してみました。

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2階には117畳敷きの大広間

既に見学した方々がSNS等で発信していらっしゃるところからも推察されるとおり、この建物をすぐに活用するのは難しいと思います。
かといって商店街の中にあり市の所有する建物となっていることから、活用せずに放置したままというのはいかがなものでしょう。
様々なご意見はあるものの、やはり私は活用していく方向を示すべきと考えます。


〇生田屋をどう活用する?

活用するために考えるべきことは大きく2点。
・どのように使うか?
・財源はどうするか?
となります。

この2点をクリアする案として、NTTから賃借している上町コミセン(年間賃借料は約830万円)の機能を生田屋に移し活用すべきだと考えます。
活用内容としては、
文化的な和風コミュニティセンターとして、小京都にふさわしい文化や芸術、学習の拠点として活動を行う。
市民サービスセンターや市民ギャラリーを設置して運営する。
これにより、賃借料の年間830万円が節約でき商店街の活動拠点のひとつにもなることから、生田屋の購入等に約6000万円を投じた意味もでてきます。
もし上町で集会施設が必要であれば、市の所有物件であり現在は紙漉き場となっている上町内の協栄信用組合2~3階の空き部屋を利用することも可能でしょう。

これから市民の皆さんのアンケート結果が明らかになります。
それらを参考にして活用に向けた動きが始まった際には、市当局だけでなく私の方からも随時お知らせしてまいりたいと思います。