たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

花角知事、県政を語る

7月20日、花角英世知事による県政報告会に出席してきました。

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〇厳しさを増す県財政

昨今の報道にある通り、県財政は2015年度から2016年度にかけて収入が大幅に減少し、現在は悪化の一途。
あと2年で県の貯金的基金は枯渇する恐れがあります。
収入と支出、それぞれの面においての原因は、

収入について
①全国を上回る人口減少により地方交付税が減少
②景気低迷による税収の伸び悩み

支出について
社会保障関係や病院会計への繰出金が増加していること
借金の返済額が増加していること

があげられます。


〇健康立県を目指す

財政の悪化をもたらしている原因の一つは医療費や介護費など、健康にかかわる支出の増加

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働く世代の健康維持を重点的に行います

そこで、これから新潟県が目指すのは、健康増進による元気なまちづくり

健康立県プロモーション
・健康づくりに取り組む企業への支援
糖尿病の重症化予防の推進
・青年期からのデンタルヘルス(歯や口の健康づくり)
・データを活用した県民の健康寿命延伸の取り組み
これらを進めることで、新潟県民が子どもから高齢者まで健康で活躍できるまちを目指します。


加茂市でもぜひ行いたい健康増進事業

私はこれからの加茂市にとって、県と同じ方向で事業推進するのは大変意義深いと考えています。
健康に注目している企業があり、
健康づくりに適した自然環境があり、
健康増進活動を行っているグループがあり、
公共施設で活用できるものがあり、
健康管理できる県立病院もある。

私は、新潟県がこれから目指す健康立県プロジェクトの先頭に立つ自治体として加茂市が手をあげ、元気なまちのモデルになることを目標に、今後事業提案したいと思っています。

花角知事のお話は、この他にも起業創業促進、農業強化、交流人口増加など成長戦略のお話もありました。
聡明な知事のもと、全国でも注目される新潟県となることを願うばかり。