たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

全国市議会議長会に出席

6月11日、第95回全国市議会議長会の定期総会に出席しました。
毎年、全国815の市・区議会の議長が一堂に会し行われているもので、今年度は東京国際フォーラムがその会場となりました。

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〇総会の内容は?

はじめに前年度の活動内容が会務報告として発表されますが、総会の目的は主として全国各地の部会から提出された議案の審議です。
参考までに部会とは、全国を9ブロックに分けたもので加茂市北信越部会に属しています。


〇審議される議案とは?

今年度の提出議案は全部で27議案
平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興について(中国部会)
・公共施設等適正管理推進事業債の期間延長について(東海部会)
・幼児教育・保育の無償化に伴う人材確保等について(近畿部会)
北陸新幹線の早期完成について(北信越部会)
など、地域に根差した課題から全国共通の課題まで、内容は様々でしたが全議案が採択されました。


〇採択された議案はどうなる?

今回採択された議案については関係する国の各省庁へ要望書を提出する他、地元選出の衆参の両議員へ要望書が手渡されます

普段は市議会として地域の課題について議論・検討しているのですが、こうして全国的な会議に参加すると、共通課題はもとより地域性の高い課題も地方議会の力を終結することで解決を図る術もあるのだと、アプローチの多様さをあらためて感じさせられます。


中央と地方の格差が課題といわれて久しい現状において、こうした連携は重要
議長としての責務を認識する貴重な機会となりました。