たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

新潟県政への思いを磨く「田口塾」~第1講~

田口塾 第1講

市議会議員を7年以上務めているにもかかわらず、ずっと心にある「政治家」という言葉への違和感
言葉の中にある責任の重さゆえのことか、それとももっと他の理由からなのか。
それを見つけたいと思っていたところにお誘いをいただいたのが「田口塾」でした。
世話人代表を、私の議員としての生みの親である重川隆廣県議会議員が務めてくださり、重川さんと普段から親交のある新潟県立大学准教授の田口一博先生が講師となります。

 

〇田口塾の目的は?

政治には現状の正確な把握と、誰もが安心して生活できる環境を作るための方策が必要。
これを実現するためには「高い志を抱く普通の人」が政治に参加し活躍することが求められます。
田口塾は、その志・思いを磨く場となるものです。

高い志を抱く普通の人という存在は、まさに私の目指すところでした。
政治家=高い志を抱く普通の人
もしかすると、このイメージが自分自身に無いから違和感を抱き続けているのかもしれない。
私はこの田口塾に、違和感の答えを見つけるべく、大きな期待と覚悟をもって参加しました。

 

〇第1講 社会における政治と政治家の役割

政治とは、人が集まるところに必要なルールをつくること。
このルールは、民衆と専門家の判断の結びつきによって決められなければいけません。
・それぞれの判断の根拠
民衆の判断は常識(コモンセンス)に従って。
専門家の判断は専門的知識に基づいて。
・二つが伴わない場合
常識(コモンセンス)の伴わない専門的知識は盲目である(真に求められるものにならない)
専門的知識を持たない常識(コモンセンス)は無力である

つまり、常識(コモンセンス)と専門的知識の存在が大原則であり、常識(コモンセンス)と専門的知識とをいかにして結び付けていくかが政治家の役割となります。

だからこそ、政治家は「礼を以て本と為よ」(信頼される者となれ)。

 

第1講にして答えの一端をみた気がします。
政治に造詣深く、それでいて懐の大きい田口一博准教授のもと、これから続く塾の中で大いに学んでいきたいと思います。