たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

地域の茶の間を支援すること~その1~

平成30年加茂市議会6月定例会の一般質問では、ふるさと納税の他にもう一つ、地域の茶の間助成事業についても行いました。

 

〇地域の茶の間って何?

地域の茶の間とは、地域の集会場や公民館などを利用して、子どもや高齢者、障がい者等誰もが気軽に集まることのできる集いの場です。
 地域の豊かな人間関係を築き、お互いに支え合い、助け合う関係を作り出す継続的な地域活動として、また個人と地域、社会をつなぐ拠点として、地域の茶の間活動はおおいに期待を寄せられており、現在、全国的にその支援を行う自治体が増加しています。

 

〇他市での取り組みについて

この事業を行っている新潟市を例に、その事業を紹介します。
 新潟市では平成15年度から「地域交流活動助成事業」を開始し、新潟市社会福祉協議会を通して間接補助しています。
その後、介護保険法改正の「介護予防・日常支援総合事業」創設により、平成29年からは「地域茶の間支援事業」として、開催頻度に応じて新潟市の直接補助と社会福祉協議会を通じての間接助成の制度としました。
・市が補助する際の内容は?
市が直接補助をするのは、
週1回以上定期的に開催し、高齢者の参加者がおおむね10名以上
助成額は、上限月額20,000円、初期費用200,000円の助成(初年度のみ)となります。
・その際の費用は?
この場合は、介護保険事業会計の地域介護予防活動支援事業として、その財源は国1/4、県1/8、市1/8、保険料1/2となります。
・実績はどのくらい?
平成29年度の実績は、週1回以上開催している団体が35件となっています。
参考までに、市が直接補助しない社会福祉協議会の補助事業については、月1回開催団体が339件、月2回開催団体が24件です。

 

〇この事業の目的は?

高齢者の孤立やコミュニケーションの場の不足により、身体的・精神的健康を害することの無いよう外に出る機会を創出し、介護状態にならないための予防となる事業として、この地域の茶の間を市内各地域で開催することは効果的だと思われます。

加茂市において地域の茶の間助成事業を行うことについて、市長の考えをお聞きします。

 

質問の内容は以上のとおりです。
市長の答弁については、次回のブログにて紹介いたします。