たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

冬鳥越バラ園に思うこと

例年、春から初夏の時期に多くの観光客でにぎわう冬鳥越バラ園。

今年はコロナウイルスの影響でどのようなものかと思っていましたが、屋外で環境の良い空間ということで例年以上の来場者だそうです。
花の盛りを迎えた6月6日は、土曜日で新聞等の報道もあったので約3000人が訪れました。


〇寄贈されたバラ

今年、新たに入り口付近を彩っているバラがあります。

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これは、長年に渡りバラをご自宅で育てていらっしゃった浅野伸介さんが亡くなられたことから、その花をたくさんの方から楽しんでいただければと、浅野さんのご遺族から寄贈されたものです。
特別な想いがこもったバラなので、でできるだけ負担をかけないタイミングをみて植え替えしました。
管理されている高重園の担当責任者も、バラが移植地に慣れるまで慎重に扱ってくださっています


〇コロナ禍での行楽

当然のことながら人が多く集まればコロナウイルス感染症の感染が心配されるところです。
私が伺ったのは朝早い時間でしたが、管理者はもちろん来場者の皆さんもマスクをして必要以上の接触は避けていらっしゃいました
それぞれの配慮を重ねることで、観光地においても感染症対策はできるものだと感じます。


市民の特別な想いを大切にしながらコロナウイルスの感染拡大を防ぎ、多くの方から楽しんでいただけるバラ園を運営するのは難しいところですが、関わる方々の配慮で今までと同じように行楽できる姿は必ずあると思います。
写真を撮ったりペットと遊んだりする方々と少し距離を保ったうえで深呼吸して、バラの香りを身体いっぱいに吸い込みながらそんなことを感じました。