たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

コロナウイルス禍の学童保育

国の緊急事態宣言を受けて加茂市では27日から小中学校が休校となりました。
そのあいだ保護者が仕事等のため休めない児童は学童保育で日中を過ごすことになります。
27日午後、担当課に許可を得て石川小学校にある学童保育を見学させていただきました。

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みんなしっかりマスク着用

〇利用者は通常の1/4

通常の学童保育を利用する児童は81名。
今回、密集を避けるために家庭で過ごせる児童の場合には自粛をお願いしたところ、この日は約1/4の23名が利用されていました。


〇事前に確保した十分な空間

23名という利用者から換算すると教室は1つで足りるところですが、3月の臨時休校時を参考にして、密集を避けるため2つの教室を確保して職員は4名の体制で臨んでいます。
(介助員が必要な児童がいる場合だと人数的に課題はありますが)


〇マスク着用で過ごします

児童と職員はマスク着用を基本として、密集を避けるために3学年が教室、プレイルーム(ホール)、プレイヤード(中庭)を順番に利用していました。
問題はお弁当
本来なら楽しく過ごす時間ですがマスクを外す必要があるため、全員が向かい合うことのないよう背中合わせで食べるなど工夫しているとのことでした。


感染拡大を防ぐために学校は閉鎖。一方でそのために必要となる学童保育は事業を行いながら安全な環境づくりに努めます。
子ども達はこの環境下でも楽しそうに活動していましたが、その裏で職員の方々は普段以上に配慮されている様子がうかがえ、子どものことを心配しながらも仕事を続ける保護者にとって有難い存在だと実感しました。