たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

座談会の先にある未来

2月18日と22日の2回にわたり、我が会派「大志の会」主催による座談会を開催しました。
市政が新しくなった今、加茂の未来について市民の皆さんと一緒に話したいと考えて行ったものです。

f:id:sasm-takizawa:20200223184900j:plain

18日の座談会の様子、60名近い参加者で熱気にあふれます


〇話し合うテーマは「少子化

2回ともに市長が重要としている「少子化対策」がテーマ。
推計では2045年加茂市の人口が15,700人程になると言われています。
今回はその背景となる少子化に焦点を当てました。
少子化を食い止める策
少子化の中でも地域の生活を維持する策
参加者と話し合うことで少子化にとどまらず、まちづくり全体が語られていくことに気づきました


〇出てきた内容は

一回目も二回目も参加者を4グループに分けて話し合ってもらい、そのあと各グループから発表してもらうという形式をとりました。
その中で出てきた内容は、

少子化でもなんとかなるさ!
(コンパクトなまちづくりとコミュニケーションの促進)

少子高齢化は悪い事ばかりではない
(環境を活かしたまちづくり、交流人口を増加させる)

・情報発信で加茂をアピール
加茂市内外の情報が伝わりやすくすることで価値を高める)

・安心して住めるまちに
(コミュニティの結びつきで生活しやすく、仕事の創造で経済的な豊かさも)

などなど、多岐にわたる提案がありました。


〇座談会の先にある未来

今回の座談会は一回目に60名程、2回目に25名程と予想を上回る参加をいただきました。
これは加茂市のこれからに高い関心がある表れだと感じています。
また先に紹介した通り様々な観点から提案があり、あらためて市民のパワーを見た気がします。

そんな中、私がこの座談会を通じて目指したのは「考える市民がまちをつくる」の実現でした。
行政(市役所)が生活の様々な課題をすべて解決するものならば、市民はそこにいるだけでいいかもしれません。
でも現実はそうではない。
これはけっして加茂市の財政が厳しいからという理由ではありません

私は、自らの生活を豊かで安心したものとするためには「自ら考えて行動する」ことでしか解決できないことがたくさんあるのだと思っています。

市に委ねるべき課題は訴えつつ、市民で解決できるところは市民と議会とで力を合わせて解決する。
参加者の皆さんに、これからの加茂市をつくるのは私たち市民だという価値観が座談会を通じて感じていただけたなら、今回開催した何よりの成果と考えています。

今回ご参加いただいた皆さんに感謝するとともに、これからもこうした取り組みについてぜひ多くのご協力とご参加をお願いいたします!