ごみ焼却場の現状と「これから」
ダイオキシン類の基準値を超える排出により停止中の焼却場1号炉。
本日、担当する議会において現状と今後の予定について説明がありました。
〇市長は管理者として謝罪
ダイオキシン類の排出量が基準値を超えてしまったことについて、議場において管理者である加茂市長は自らの監督責任を認め謝罪しました。
排出ガスについては炉の管理によりコントロールできるものと考えていたが、実際には集塵機が重要であり、そのバグフィルター(排煙をろ過するもの)に目を向けていなかったというのが謝罪の要旨です。
〇これからの対策について
謝罪したうえで、これからの対応について以下のとおり説明されました。
① 現在、全部で315本あるバグフィルターのうち31本のろ布(排煙をろ過する布)を交換した。
② 数日中にもう70本のろ布を交換する予定である。
③ 315本のうちの101本(31本+70本)を交換したら運転を開始し、安定した運行となった時点で再検査したい。
④ これで基準値はクリアできると考えている。
⑤ さらに平成31年度中に残りの214本も新しいろ布に交換し、これからは恒常的に管理していきたい。
⑥ 今後の予定として、今回は基準をクリアしている2号炉についても同様にバグフィルターのろ布交換を行いたい。
⑦よって今回は1号炉のろ布交換のための予算として、来年度において3,000万円を計上。
この予算案は全会一致で可決されました。
私たち議会は示された今後の工程について、市民・町民の代表として注視してまいります。
そして新たな動きや情報があれば、またブログでお知らせいたします。