加茂川にたまった土砂、これからどうなる?
平成16年、平成23年の豪雨の影響もあってずっと堆積している加茂川の土砂。
景観はもちろん、新たな豪雨災害で川が氾濫する心配などから、早く土砂を撤去してほしいという声は大きいものとなっています。
これについて、本日開催された加茂川水系改修促進期成同盟会で説明がありました。
〇現在までの状況は?
この図のとおり、今までは水害対策として「堤防のかさ上げ」を中心に事業が行われています。
土砂の撤去については、県の単独事業として、今年度に葵橋付近や狭口、黒水地区などが対象地区となりました。
〇これからの予定は?
今後は図の緑色の区間で土砂の撤去が行われるとのこと。
この事業は県が行いますが、今までのような県の単独事業ではなく、防災・減債に関わる国の補助事業で行われることになります。
これらは経済や防災の観点から、住民の生活を支える重要なインフラ等の機能維持を目的に、特に緊急に実施すべきハード・ソフト対策について、3年間で集中的に実施するというもの。
加茂川水系改修促進期成同盟会(長いですね)は、加茂市と田上町とで結成されているものです。
私たちが安心して生活するための環境整備ですから、今後引き続き、2つの自治体で協力しあいながら県に求めていきたいと思っています。