7月の豪雨による加茂市の被害は

「7月の豪雨による被害状況」

7月3～4日、18日、24日に発生した豪雨により、加茂市内各所で河川埋塞、路面流出（砂利が流れるなど）、法面崩壊などがみられました。

今回は特に林道や山間地での被害が大きかったため直接的な影響を受けた方は少なかったようですが、その被害はかなりのものです。

現在までにわかっているもので、

道路、河川など建設課担当分野…119箇所で2,930万円

林道、治山など農林課担当分野…48箇所で1,469万円

七谷野球場土砂崩れなど教育委員会担当分野…2箇所で1,356万円

以上、災害復旧費合計で5,755万円です。

これはあくまでも現時点での被害であり、今後さらに増えることが予想されます。

この災害復旧費5,755万円の中で、加茂市がすぐに出費しなければいけないのは1,845万円、地方債が3,910万円。

いざという時、すぐに使える財政調整基金が7月末現在で7,612万円しかない加茂市にとって1,845万円の出費はかなり大変です。

とはいえ災害復旧は必要な事業。

こういった場面を想定し、日頃からある程度の基金を用意しなければいけないということが、今回の災害からもわかってきます。