たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

子育て中のママさんたちと考える「まちを語るカフェ」

2月3日、まちを語るカフェを開催しました。
今回は題して
「まちを語るカフェ×ひなたぼっこCafé」

〇まちを語るカフェって?

お茶を飲みながら自分たちのまちについて考える、そんなリラックスした雰囲気の中で語り合う会です。
まちづくりは固く考えがちですが、行政の事業にこだわることなく自分たちの生活に密着した話や将来の話など、その内容はさまざま。


〇ひなたぼっこCafeとのコラボ

今回は、日頃から子育て応援をされている櫻井さんが主催する「ひなたぼっこCafe」との共同開催
子育て真っ只中のママと子どもたちとでにぎやかに語り合いました。

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節分とは思えない穏やかな日差しの差し込む部屋で開催しました


〇テーマは少子化

現在どの地域でも課題とされている少子化
加茂市でも27,000人程の人口が2045年には15,700人程まで減少すると言われています。
そこで、少子化により人口減少が進むといわれる現状について、子育てしている方々と一緒に話し合いました。
最初に感じたのは、想像以上にママたちは子どもが大人になった時にどんなまちだったら良いかを真剣に考えているということ。


〇加茂の良いところ、課題とするところ

会話のスタートとして「加茂の良いところは?」と投げかけてみました。
すると
・屋外で魅力的なスポットが多い(加茂山公園、蛍の群生など)
・商店街に元気で個性的なお店がたくさんG.F.G.Sさん、難波肉屋さんなど)
・高校や大学が多い(加茂農林高校、経営大学など)
・イベントが多い(AKARIBA、こいのぼり、お祭りなど)
どんどん出てくる。

次に加茂市の課題は何か聞いてみました。
・小中学校が多すぎる
・加茂山公園は坂道が多く子ども連れは大変
・働くところがない
・市の貯金が無い
その他、予想通りたくさんありました(汗)


〇そしてこれから

最後に実現可能かどうかは関係なく今までの良い点と課題を踏まえて、まちが魅力的になるアイデアがあったら話してみましょうという問いかけをしました。
すると
・美人の湯を合宿できる施設にして子どもたちが大いに利用する
子育て支援センターを未満児だけでなく子どもたち全般が利用できるような大きな施設にする
・農林高校の加工品や農産物を常時購入できるようにする
ふるさと納税を工夫する(寄付目的を明確にする・魅力的な品目を増やす)
・403号線バイパスの開通をきっかけに新潟市ベッドタウンとしてアピールする
など、子育て中の皆さんならではの答えから市全体に関わるものまで、たくさんのアイデアで盛り上がりました。

時間の都合上、語る会はここまで。
あっという間の1時間30分でした。
またぜひ行いたいとお話しして終了。


〇まちの魅力とは

今回、特に印象的だった瞬間がありました。
新潟市にいたけれど加茂市に戻ってきた方が「このまちが好きだから戻ってきた」とおっしゃるので、どんなところですかと聞くと「よくわからないけど地域の結びつきかな」とのことでした。
するとそれに続いて「商店街の良さを大人になって初めて感じるようになった」という方もいらっしゃいました。

住んでみないとわからない、大人にならなければわからないけれど確かにある魅力
これをぜひ形にしたいものですね。

まちを語るカフェ、これからも開催していきます。

最後に今回共催してくださった櫻井美奈子さんに心より感謝申し上げます