公立保育所について(その2)
「公立保育所について」の質問に対する市長答弁の概要は以下のとおりです。
〇現状に対する市長見解
私(市長)の着任以来、市議会とともにこの問題に心血を注いできた。その結果、現在は理想的な状態にある。この体制を崩すなら、加茂市の保育園の体制は滅茶苦茶になる。
各保育園の位置は、市内にまんべんなく置かれており、私立が手薄なところには公立が、公立が手薄なところには私立がある。
議員(滝沢)は「子どもにとってより良い環境整備を整え、加茂市において安心して子育てできる地域づくりを図ってはいかがか」といっているが、この現在の体制こそ最良の環境である。
〇市長の公約
私(市長)は、はじめて立候補した時から、公立保育所は廃止も統合もしないことを公約し、市民の圧倒的な賛同を得てきた。
〇現在の私立の運営について
私立の現在があるのは、採算の合う事業であるからではなく、市の手厚い保護によるものである。
私立保育所への支援は以下のとおり。
・運営費に対して、総額の12分の0.7の保育所運営費補助金を提供
・保育士等に月1万円及びそれに係る共済費を補助
・公立保育所での0歳児の受け入れを最小限にする
〇保育士の給料の低さ対策としての公立保育所
私立保育所の保育士に対して、公立保育所の保育士の給料は6割増となっている。公立保育所の給料こそがあるべき姿である。私立保育所にすると全国の保育士は給料の極めて安い職種に落ちてしまう。
以上です。
この答弁に対し、再質問を行いました。
所感も合わせ、(その3)で概要を紹介します。