たきざわ茂秋加茂市議会ニュース

加茂市議会議員、滝沢茂秋の日々の活動などから見える加茂市の姿をお知らせします。

人口減少と地域の存続を学ぶ

5月10~11日、日本自治創造学会主催の「人生100年時代の地域デザイン~人口減少社会に向き合う地域社会~」という研究大会に参加してきました。

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長寿命化と少子化により年齢構成が変化し人口減少が始まった日本の、特に地方において今後求められる行政事業やその方針についての考えを、2日間にわたって講演や事例発表、パネルディスカッションなど様々なアプローチにより研究発表する大会でした。

 

 〇講師は?

山崎亮氏、菅義偉内閣官房長官北川正恭三重県知事など有名人から現在NPOを立ち上げて活動している若者まで、その講演者もバラエティに富むものです。

 

〇講演等の内容は?
人口減少はすぐに解消できるものではないから地域の価値を高める方法として、
・教育の充実で幅広い年齢層の活躍を促す
・技術革新で労働生産性を向上させ所得を安定化する
・福祉政策に農業を活用(農福連携)
・子どもの貧困対策
・地域をまるごとノーマライゼーションのまちに
・空き家対策とその活用
などなど興味深い内容が続きました。

 

〇空き家対策について質問

中でも、現在の加茂市にとって深刻になりつつある空き家対策に関しては、現在の国の支援と地方自治体との協力関係や、それぞれができる再活用を促す支援について質問しました。

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今回の研究大会の内容で、自分の住む地域にマッチするアイデアについては、今後さらに自身で調査研究を進め、ぜひ議場において提案していきたいと思います。