教育のまち田上を学ぶ~県央みらい塾~
三条市の名古屋豊市議、燕市の小林由明市議、田上町の今井幸代町議とともに活動する県央みらい塾。
今回は今井町議のコーディネートで田上町の教育事業を学びました。
「田上町の12か年教育」構想は、幼・小・中をつなぎ、同時に家庭・学校・地域をつなぐという、教育を通じたまちづくりの柱です。
〇田上コミュニティスクールの構築
その代表は田上コミュニティスクール事業といい、どのような子供を育てるのか、何を実現していくのかという目標を園学校、保護者、地域の三者で話し合い、一体となって子どもを育む仕組みをもつ「地域とともにある園学校」の実現を目指します。
現在は同事業で配置された地域コーディネーターがつなぎ役となり、生活安全環境の推進や、キャリア教育・職場体験学習などの面で地域の力が活かされているとのことです。
〇プログラミング教育の導入
また田上町の教育の大きな特徴として、プログラミング教育に力を入れていることが挙げられます。
デジタル時代の学びの場として、授業において積極的にプログラミング教育を取り入れ、基礎教養として子どもたちにプログラミングツールに触れる環境づくりを始めました。
傾向として子どもたちは授業とは思えないほどに積極的に取り組んでいるとのこと。実際にお話しくださった丸山教育長が、今後活用したい教材としてご紹介くださった「オゾブロックリー」という小さなツールを操る姿は、大人でも楽しく学べそうなワクワク感がありました。
難しいプログラミング「を」学ぶのではなく、プログラミング「で」その活用による可能性を学ぶ、これからの社会に必要な学習だと私も実感しました。
〇自治体としてできるリアルな教育
丸山教育長の、ちいさな自治体はちいさな自治体として、きめ細やかかつ最大限にできる教育環境整備を志すという言葉が印象に残ります。
今回は田上町の教育事業のすばらしさを学ぶ、有意義な研修でした。